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やる気はあるのかな?
反応の薄い新人看護師への指導を楽しむ秘訣は、『相手に興味をもつと雑談をする』です。
初めてプリセプターをする看護師さんから、相手に質問をしても、リアクションが薄く何をかんがえているのかわからないというお悩みが多いですね。
話、通じている? 通じていない? わかったかな? そんなとき、反応を引き出そうと、矢継ぎ早に教えたり質問を重ねると逆効果です。
そんなときは、雑談をするといいです。
例えば、業務の合間に 「お昼ご飯どうするの?」とか、休憩の時に、「休日はどうしているの?」とか趣味についておしゃべりをするとか。
自分のことを話した後に相手にたずねる。「私は、新人の頃は疲れて休みの日はダラダラしてたよー。休みはどうしているの?」とか、
「夕食、何しようかな?面倒だなー」とか、「この間、仕事中にこんなことがあって…」とか、何気ない会話でいいんです。
徐々に、新人看護師の緊張がとけ、最初は言葉が少なくても会話ができると、こんな表情で反応するんだーとか、こんなこと考えているのねとか、こんなとらえ方をするんだーって、業務中には見えなかった『人となり』が見えてきます。
相手のことがわかると、相手に合わせた声かけや説明ができますね。
そして、何を聞いても答えてくれなかった…が自分から話してくれるようになって、相手のとらえ方や考え方、理解度もわかってくる。
すると、指導も楽しくなってきます。
新人看護師も、応えられることがあると、自信にもなりますね。
新人看護師が、まず頼りにするのは、話しかけやすい人の存在です。
初めてのプリセプターを楽しむ秘訣は、相手に興味と関心をもって雑談するといいですよ。