プリセプターの皆さん、日々のご苦労様です。 徐々に指導が辛くなってきていませんか? 自分の仕事をしながらの指導はとても大変です。
ですから、完璧ばかりを見せる必要はないのです。
「プリセプターってこうあるべき」「教える側だから、失敗しちゃいけない」ってとらわれないでくださいね。 内心「私だって、わからないことがあるし、自信ないことだってあるし」「指導に夢中で自分の業務に抜けがあったらどうしよう」 「新人さんに、教え忘れたらどうしよう」ってドキドキしていますよね。
早く育ってほしい期待が大きく、つい力が入ってしまってあれもこれも教えたり、テキパキと業務をする姿ばかり見せていると、新人看護師は、圧倒されてちょっと自信をなくすかも…。「私、そんなに覚えられない」「先輩のように動けないかも…」 って。
もちろん先輩だって、わからないことがあったり、抜けがあったり、しわすれれたとか、業務が重なり他のスタッフの手を借りることもあります。そのときにあなたが周りのスタッフや患者さんご家族にどんな態度で、言葉を使って、対応するのかを見せてあげるといい。
自分の非を認めて「すいません」「ごめんなさい」「ありがとうございます」「申し訳ありません」ってするのか、「えっ。私じゃないです」「知りません」ってするのか。
新人看護師が、自分がミスした時、困ったとき、何か問題があったときの対処方法を知るいい機会になります。
それが、看護師としての成長の糧になるのです。
なので、完璧な姿ばかりを見せる必要はありません。
等身大のあなたでいいんです。
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